2023/10/02
やまくらげとは!
ステムレタス (stem lettuce, Celtuce) は中国原産の、キク科アキノノゲシ属チシャの一品種Lactuca sativa var. augustanaで、野菜として利用される[1]。乾燥させたものは山クラゲと呼ばれる。さまざまな呼び名があり、茎レタス 、アスパラガスレタス、茎チシャ、チシャトウ、貢菜、皇帝菜などとも呼ばれる。
寒い地方では春にタネをまき夏に収穫するが、暖かい地方ではさらに秋ごろにタネをまいて冬に収穫することも可能。茎の太さは3 - 5センチメートル、長さは30センチメートルほどに育つ。
葉の部分も食べられるが、基本的に茎の部分を食す。茎を細く裂いて乾物としたものが山クラゲと呼ばれ、調理の際は、水でもどしてから利用する。歯ごたえがクラゲに似ていることから山クラゲと呼ばれるようになった。山クラゲは炒め物、和え物、煮物または漬物などに利用され、乾燥していない収穫すぐのものも葉はサラダに、湯通しした茎はサラダや炒め物の食材として用いることができる。
栄養成分
山くらげは茎レタスあるいはステムレタスとも呼ばれるだけあって、栄養成分はレタスと似ており食物繊維も豊富です。
①ビタミンA
アメリカ合衆国農務省のデータベースによると、山くらげは葉酸などのビタミンが豊富で、特にビタミンAは100g中175μgと豊富に含まれています。ビタミンAには皮膚や粘膜の新陳代謝を促進する働きがあるので美肌を保つのにも嬉しい成分です。(※1)
②カリウム
カリウムと言えば一般的にキュウリが多く含まれていると知られていますが、山くらげはそれよりも多く100g中に330mg含まれています。カリウムには体内の余分な塩分を排出させる働きがあるのでむくみの解消に役立ち、また高血圧予防にも効果があるそうです。しかし、腎機能障害がある方が摂りすぎると、高カリウム血症を起こす恐れがあるので食べ過ぎには注意が必要です。
③カルシウム
山くらげには骨や歯を作るカルシウムも100g中39mg含まれています。カルシウムは強い骨や歯を作るだけでなく、筋肉の収縮や神経の刺激伝達などに関与し、神経を安定させる働きがあります。日本人に必要とされる成人の1日あたり必要摂取量は600mgとされていますがここ10年ほど不足している傾向にあるそうです。カルシウムが不足すると、骨折や骨粗しょう症の原因となったり、血管などの細胞の活動に大きな影響を与えるため高血圧や動脈硬化などの原因となったりします。山くらげは人体の健康維持に必要なカルシウムも摂取できるので積極的に取り入れたい食材です。
山くらげのアク抜き方法は?
山くらげを、たっぷりの水で半日~1日程度かけてゆっくり戻しましょう。 アクが出たら水を取り替えます。 水気を絞ってから調理してくださいね。 なお、サラダや和え物などに使う際は、さっとゆでるとアクが抜けて食べやすいです。
やまクラゲレシピ
https://www.youtube.com/watch?v=FWNlMbk7LV0&pp=ygUY44KE44G-44Kv44Op44Ky44Os44K344OU
やまクラゲピリ辛煮
https://www.youtube.com/watch?v=ssCk8slpbio